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7月近況

(行事関係)

 今月は、7月22日~24日の3日間、「小型移動式クレーン運転技能講習」を但馬重機ルパルクで実施しました。
講師の皆様や、会場提供会社ご担当者の方に、感謝申し上げます。
2日間学科で1日が実技の21時間コース(免除者は3時間短縮)33名受講生で、学科の一次テスト不合格が2名、翌日の実技一次テスト不合格が1名となりました。
いずれも補講を実施し、講師の適切なアドバイスもあり、再テストにより無事合格となりました。

 学科については理解ができているが、解答方法が理解できていなかったため不合格となった方もおりました。
また実技については、緊張のあまりクレーン操作が不適切となっていたようで、一人だけで広い会場で実技テストを実施したところ合格点に達した、という状況でした。

今回は1台8名乃至9名で講習を受けていきますので、この時間数(7H)では、即実践に使える技能までの習得はさすがに無理があるな、というのが実施管理者の率直な感想です。

 原則は一度も機械操作をしたことない者が7時間の講習で実技資格が取得できる、というものなので、当支部の採点は少し厳しいのかなというのも正直な気持ちです。
 しかしながら、行政当局に登録時に申請しているものなのでそれを登録期間中は勝手には変更できませんし、長年、このスタイルで実施していることもあります。

 受講生サイドでの事前の取り組みも今後は要請をすることもありかな、と思っています。実作業で練習させることは厳禁ですし法違反ですのでそれはできません。 具体的には、少なくとも、小型移動式クレーンの操作方法を、荷を吊らなくても良いので有資格者で指導力のある方が事前に指導をしてもらい、操作方法をある程度理解できる状態で受講してもらうと、実技講習がより円滑に実施できるのではと思います。

実技の日は、一時通り雨もあるなど、比較的暑くない状況で講習が実施できましたが、3日間缶詰めとなっていた各受講生の皆さまご苦労様でした。
修了証交付時に説明しましたように、この資格を安全に作業を行うためのもの、作業者自身の安全と関係労働者の安全の両方の確保を常に忘れずに作業を行っていただきますよう、お願いいたします。ご安全に!

 

(今後の予定等)

先週末(21日発送)、8月25日、26日に、姫路商工会議所で、フォークリフトと車両系建設機械(整地等)の検査者を対象とした能力向上教育の案内を、資格取得後おおむね5年を経過した方に(所属事業所経由で)行いました。
これまでは案内を事業所向けのみに行っており、参加者は思うように集まっておりませんでした。
今回は、他支部の状況を参考に、個別案内も実施しました。今年参加されなかった方には来年も案内をすることと考えています。
やはり関西地区は全体的に実利的というか、強制されるのかどうかが参加の判断基準となっているのではないかと感じております。(その系統の問合せが必ず数件かあります・・・)
関東以北は、小さい支部でも2回以上開催している所も沢山あります。特定自主検査の周知風土として、5年に1回は必ず能力向上教育を受講しようと、労使の共通認識になっているのではないでしょうか。

労働局によっては、検査業者には必ず建荷協の能力向上教育を受講するように指導している局もあるようです。
当県においても受講促進が進むように、事務局においても工夫をしていきたいと思います。

(その他連絡事項)

昨日、本部より、「『検査業者会員』に係る『年間平均検査台数』の調査について」と題する文書がきております。
来年度から年会費を見直すための資料とするとのことです。会費の見直しは4年ごとで今年がその時期になっているとのこと。 
対象会員の全数から回答を回収し、10月末までに本部に報告の指示となっています。  なお、ステッカーの購入枚数がわかりますが、調査対象が年度(4月~翌年3月)の過去3か年となっていますので、各会員によりご報告が必要となってきます。ご理解をよろしくお願いいたします。  来月のいわゆるお盆過ぎくらいに発送を予定しておりますが、他の情報提供書類の有無により発送時期を変更することもあります。 
7月は全国安全週間の時期でした。10月には全国労働衛生週間が始まり、9月はその準備期間となります。兵庫労働局からの案内を近々に当HPサイトで紹介をいたします。

梅雨も明け、これからが夏本番です。熱中症の防止には特に気をつけて、健康で安全な職業生活となれるよう関係労使協力をよろしくお願いいたしたいと思います。  ご安全に、ご健康に。

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