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第3四半期終了しました(近況)

2019年(平成31年&令和元年)の仕事納めとなりました。

年内の支部事業は、12月11日に臨時に開催した実務研修「記録表作成コース」で終了しました。臨時とは、年間計画外に、管内の事業所様より従業員を何人か集めるので当該コースを開催できないかと相談があり、別途実施いたしました。

相応の人数を集めていただき、条件がそろえば、個別企業の対応ができる場合があります。その場合は、経費のご相談および担当講師の了解等が得られれば実施できますので、必要に応じ、支部事務局にご相談ください。

当支部に限らず、大半のコースは、年1回しか開催されないことが多くあり、その場合の個別対応ということで実施することも可能となります。

現在、令和2年用の(検査標章)ステッカーの頒布を開始し、年末年始にかけて業務が集中しているところです。当支部は郵送も認めているので、窓口での混雑はそれほどではありませんが、支部窓口のみでの頒布とされている支部の多忙さは想像に難くありません。

事業内検査の実施事業者の中には、ステッカーを貼付することが目的となっていると思われるケースが、甚だ遺憾ではありますが、残念ながら散見されます。

長年、当支部では、記録表の作成が実際にされているか確認をすることなく、ステッカーを頒布しておりましたが、各情報を精査したところ、記録表が作成されないままステッカーだけ機械に貼られているのではないかと思われる状況が出てきたため、
本年以降のステッカーについては3台程度の記録表の写しを求めることとしました。

本年は昨年からも、新規ステッカー購入をする際は、記録表をつけていただくように数回にわたり文書広報しているにも関わらず、記録表がないまま、時には、1年以上の特定自主検査を行わないまま、ステッカーを購入したいと、事務局に申出る事業所が後を絶たない状況が続いております。
(昨年末の段階よりは、相当、改善はされていますが。)

検査資格を持っているイコール検査が適正にできる、ものではありません。
施工技術検定で資格を取られても、特定自主検査の手法については、学習がなされておりません。
検査方法もわからず実施されている状況は、提出いただいた記録表からも見えてきます。

まずは、記録表を建荷協で購入し、それに従って検査を行う、次に、検査の方法に不十分な理解しかお持ちでない場合は、建荷協の関係書籍等で学習し実施する、そして、十分な検査をしたのち、ステッカーを貼る、という順序をしっかり守っていただきたいと思います。

法令では、「・・・自主検査(この場合は特自検)を行ったときは、・・・検査標章を貼り付けなければならない。」としか規定をされていません。
検査当日に貼るという義務付けでないと考えられています。

検査業者がユーザーの求めに応じ、特自検を行った場合、建荷協の指針では、そのステッカーは、補修措置が完了した後に、ユーザーで貼付する、とされています。

即ち、検査当日➡当日貼付、の図式ではなく、特自検の目的は定期検査を実施し、補修措置が見つかれば、速やかにその補修をしなければならないと、関係規則で明記されていることを考慮し、
貼付よりも補修の優先度が高いと判断されるものです。

事業内検査実施事業者の方は、まず、法令を守り、年次点検を法定期日内に実施することを、必ず遵守していただくよう、改めてお願いいたします。

さて、先日、所用で山陰の鳥取市に行きました。12月の末だというのに、山にも雪が全く見あらたらず、暖冬というのかわかりませんが、地球温暖化の影響が出ているのではと心配になります。

また、本日、事務所に荷物を運んでこられた大手宅配の方に、年末で多忙でしょうと水を向けましたら、「普段よりは荷の取扱量は多いですが、昨年ほどではありません。消費税の増税で取扱量が減っているように思います。」と言っておられました。

たった2%というのか、2%も、というのか人により感じ方捉え方が異なるとは思いますが、景気の悪化につながらないように祈りたいと思います。

当支部は年度で行っているため、新年を迎えるといっても年末年始は、節目にしか感じていないのも事実ですが、私的には、やはり新たな年には、その年の個人的目標を立てて、それが一つでも達成されればうれしいと感じます。

本年は、当支部のご利用、ご活用ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。(了)

 

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