兵庫県支部から

全国安全週間 準備期間(6/1~30)始まる

今年で第89回目となる、「平成28年度 全国安全週間」が例年どおり、71日から同7日まで実施されます

先ごろ、そのスローガンが発表されました

「見えますか? あなたのまわりの 見えない危険

        みんなで見つける 安全管理」

となっております

先般の支部定時総会で、兵庫労働局労働基準長さんのごあいさつの中で触れられておりましたが、平成27年の全国統計で年間死亡者数が1000名を下回ったとのことでした

長年労働安全行政に携わった一人としてみると、隔世の感を禁じ得ないところです

これも各分野における皆様の長期にわたる不断の努力の結果として、このような成果となったものと思われます

安全関係の新しい技術的な面の改良が進んでいるほか、個人的には、10年前に法制化された「リスクアセスメント」の考え方がそれなりに進んできたものと思います

労働災害の多くは、このリスクアセスメント、作業を行う前にそれに関するリスクを見つけ、それを評価し、最良の対策を講じる等を実施することにより防げるものと確信しています

事故、特に重大災害が発生した時、「想定外」との関係者の意見が発せられることもママあります

しかし、それは労働災害に限って言えば、想定外の事象ではなく単に想定しなかっただけ、と聞いてしまうのは私だけではないと思います

この兵庫でも、422日の新名神高速道の橋梁工事にて10人が死傷する大災害が発生し、兵庫労働局でも局長を本部長とする「有馬川橋橋桁落下災害対策本部」が設置されたと報告されていました(「労働安全衛生広報」№1132号 トップニュース参考)

原因究明はこれからとのことですが、想定外の原因・要因とはならないような気がします

特に人命に関わるような作業については、細心の注意の上にさらに細心の注意を払って、事前の労働災害防止対策をしっかりと行っていただきたいものです

 

今年の全国安全週間のスローガンは長いような気もしますが、見えないところにも危険がある、ということを改めて感じることができる表現です

 

会員各事業所におかれましても、全国安全週間を一つの契機とされて更なる労働災害防止の諸活動を期待いたします

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