兵庫県支部から

10月は、全国労働衛生週間、の実施月です

第69回を数える今年度の全国労働衛生週間が、10月1日~7日の設定で実施されました。関係事業所でも取り組みがなされたところがあると思います。

今年のスローガンは「こころとからだの健康づくり みんなで進める働き方改革」となっています。

勉強不足との誹りが免れないところで残念ですが、働き方改革の内容がわかっていないので、今年はなにがメインか良くわからないです。

厚生労働省が記載した趣旨を読むと、最初にきているのは、社会状況を反映したストレス・メンタルヘルス関係の記述です。電通事件の犠牲者の記憶がまだ生々しいところです。

多くの働く方が置かれている現状は、人手不足と言われる中、一人一人の負担が増えていってるように感じられます。結果論となりますが、死ぬまで働くなよ、とストレスを抱えて困っている方にはアドバイスを身近な人がしてあげれば、少しでも不幸な方が減るのでは、と思います。「命あっての物種」という言葉もあります。また「死んで花実がさくものか」という言草もあります。

以前、産業保健推進センター(現在は産業保健総合支援センター)に勤務していたときに、メンタルヘルスの著名な先生の話を聞いたことを覚えております。先生は、自死する行為をおこなう人は死ぬつもりはない場合でもありうる、とにかく死にたい環境から逃げたい、夢の中で窓から飛び降りたら楽になるだろうなと思っている、睡眠不足が重なってくると、現実と夢(境目)がわからなくなってきて、夢をみているつもりで飛び降りてしまうことがある・・・旨の話をされていました。科学的なことは専門外なのでわかりませんが、それ以来、睡眠は特に大事にしようと思っています。

早めに寝るようにしてはいますが、年配者は早く布団にはいると結局睡眠の質が悪くなる、寝過ぎは逆に不健康などといろんな健康情報が飛びかっており何が真実かよくわからない状況です。ただ、確かに良く眠れたというときは活力も湧いてくるので、やはり睡眠は重要であることは間違いないところです。

スローガンに戻りますが、厚生労働省担当者の方には、もう少わかりやすくインパクトある標語でお願いしたいと思います。

兵庫県支部では、秋の良い季節にということで9月10月を研修教育事業に日程をくんでいるため、9月の当通信はできませんでした。できるだけ月1回は作成しようと思っております。

特定自主検査強調月間の行事の一つである巡回指導について、先日巡回指導員会議を開催し、いまその処理に追われているところです。巡回先の募集から始まって、日程調整、案内、資料作成等等。

そして兵庫労働局の後援を得ました、「平成30年度 特定自主検査管理研修会」の案内を会員事業所のほか全検査業者にFAX案内を行いました。
11月の強調月間の最大行事となります。日程以外の詳細は別途説明をしたいと思います。
(日時場所は、11月21日(水)午後1時30分開始 姫路商工会議所会館7階)

 

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