兵庫県支部から

平成30年度 全国安全週間 について

今年も、7月1日から7日までの1週間、91回目の全国安全週間を迎えます。
この6月は、安全週間の準備期間となっています。(詳細は厚生労働省のHPでご確認ください)

今年のスローガンは、

「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」

です。

準備期間中に実施していただく事項は例年と変わりありませんが、簡単に列挙しておきます。

①経営トップによる安全所信表明

②安全パトロール

③安全旗の掲揚、標語掲示、講演会の開催等

④労働者の家族への呼びかけ

⑤緊急時の訓練の実施

⑥安全の日にふさわしい行事の実施

となっております。

すべてを実施することは困難な事業所も当然ありますが、できるところはやっていただきたいと思います。

安全は注意をするだけでは達成できません。まずは人は不安全に行動するもの、という前提での対策、物的(設備的)な安全対策と人への対策(安全教育)を、日々実施していく必要があると思います。

昨日(6日)の報道で、北陸の製紙会社で、硫化水素事故と見られる災害の発生があったとのことです。昼食の食堂のテレビニュースで見ました。一人がタンク内に倒れたので、それを助けに入った同僚二人、の計三名が亡くなられたとの痛ましい事故でした。

いわゆる酸欠・有毒ガス事故の典型パターンで、酸欠等防止規則にその対策が明記されています。

事故発生会社の安全衛生対策と従業員に対する教育等が、適切になされていたのか、不安を感じました。

いわゆるリスクアセスメントが法定化されて10年以上経過しています。予想される事故(危険)とその対策が講じられていたのであろうかと、思うところです。

残された家族のことを思うと胸が痛い限りです。また被災者本人の無念を思うと言葉になりません。経営者の方は、従業員の人生を背負っているんだ、その責任は重いと痛感するばかりです。

重大な事故対策を緊急に行い、そして一つでもリスクを減らし、そのリスクの程度(評価前提)に応じた計画的な対策を、この安全週間を契機に、より進めていただければと思います。

 

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